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October 30, 2004

おむつじゃない!?

昨夜12時半をまわったころ友人からメールが入りました。
睡眠時間も3~4時間で充分というスーパ-ウーマンですが、最近介護生活に突入しました。
「大人用の介護パンツは介護認定を受けていないと医療費として認められないの?」
というもの。
「医師の発行するおむつ使用証明書が必要なの・・」とメールをかえしながら、
紙パンツを「オムツ」と最後まで認めなかった母を思い出しました。
パットが必要となった時
「ちょっと間に合わなくなった時にいいんだよ~」
と、あててもらいました。
さらに紙パンツが必要になったときは
「使い捨てのパンツだから洗わなくてもいいのよ~。便利でしょ。」
とさらりと話して全面転換。
姉がつい「紙おむつ取り替えよう」
と話し掛けたら、母は憤然として
「失礼だね。私はおむつなんてしてないよ。」
と言い放ったとか。
そのわりに、パンツはかなりの重さに・・・
やーやーたいしたもんだと、姉と二人ひとしきり感心したものです。
でも「おむつしてる」と思わずにいてくれてよかったなと今も思うのです。

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October 21, 2004

ただいま!

夫の出張にくっついて、霧の街釧路にやってきました。
幣舞橋側のホテルでゆっくり朝食をいただきながら
「去年まではこんなこと考えられなかったね。」
と夫がつぶやきました。
そう、夫の仕事に同行するときは、ショートスティの申し込みのために
数ヶ月前からケアマネージャーの訪問看護師さんと相談しました。
キャンセル待ちになりますという事も多かったけれど、仕事や家の内情を知っていてくれてる
看護師のOさんは必死に日程を調整して空けてくれました。
入浴日を間違えるとまるまる1週間お風呂に入れなかったりするので
ディサービスと組み合わせて、最低週2回の入浴ができるよう頭をひねりました。
介護保険の持ち点オーバーしないようしっかり計算もしましたっけ。
土日は老人保健施設が忙しくて送迎が無理になるので
車椅子になってからは平日の入退所に限定されました。
あまり早くから母に話しても不安がらせるだけと分ってからは
当日になって話しました。
「おばぁちゃん。これからぱぱの仕事についていくことになったから、あさってまでお泊りしてきてね。」
母はいつもこくんとうなずきました。
ちょっとしっかりしてる日には「気をつけて行っておいで」のおまけつき。
母を送って夫と仕事先に向かう時にはもうぐったり。
帰りも母の帰宅時間と私たちの帰宅時間との競争でした・・・
今はおばぁちゃんが残してくれた白い猫の”みー”が出迎えてくれてます。
「おばぁちゃん、ただいま。守ってくれてありがとう。きっと一緒についてきてたよね?」

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October 17, 2004

Happy Birthday

今日は娘のバースディパーティ。
もういくつになった?なんて聞けない年ですが
親子三人ケーキにろうそくをたててお祝いしました。
ケーキをカットする前に、娘は母のお仏壇にお供えしてお参りしてました。
もう糖尿病を気にしなくてもいいもんね。箱ごと全部どーぞ!

「そんなに甘いもの食べたら血糖値が上がって大変なことになるよ」
「いいの。好きなもの食べて死ねるならそのほうがいい」
「そんなわけにいかないの。目が見えなくなったりするんだよ!!」

食べたらダメ!ってよくお母さんの事、怒ったっけね。
シュークリームひとパックぜーんぶ食べたり
引き出し開けたら袋菓子が売るほど詰まってたり・・

痴呆も病気ともうすこし早く分っていたら
もっと違った言い方もできたのにと・・
ごめんね。母さん・・

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October 15, 2004

紅葉狩り

秋ですね。近くの山も随分色づいてきました。
峠の紅葉が見頃になると、毎年母をのせてドライブしました。
最後に紅葉狩りができたのは三年前。

「本当に綺麗ねぇ!連れて来てくれてありがとう。一生忘れないよ!」
母は満足そうに話してくれました。
私は心の中で「なこと言っても車降りたらすぐ忘れてるのにぃ。」
と思いつつ、
「そう?良かったわぁ」と母に答えました。

名物のあげいもを美味しそうに食べながらの帰途、
トイレが我慢できなくなり、もう悲惨になったこともありました
麓の障害者用トイレまでの数十分間、何度車を降りようとしたことか・・

家に帰り着いたときには
何しに峠まで行ったんだか
いえ、ドライブしたこともすっかり忘れてました・・・
「え??私が行ったってかい??」


 

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October 13, 2004

まさゆめ?

月命日が近いせいか今朝母の夢を見ました。
部屋に入るといつもの笑顔で母は
「おかえり」と迎えてくれました。
ふとベランダから庭をみると
草むらにお布団が二組敷いてある!ドキッ!
フーッとひとつ息をついて心を落ち着かせ
「おばぁちゃん、こっちにお布団しいたの?」
と聞くと
「うん。今日はそっちの部屋で寝ようと思って・・」
にこにこと答える母。
「でも今晩は冷えそうだからこちらで寝ようよ。」
私は一番下の敷布団だけ残して部屋の中にお布団を運び込む。
あの敷布団は古いし、大型ゴミに200円で出そうっと。
と思ったところで目が覚めました。
夫に話したら「それってほとんど現実じゃん」と笑われちゃった。

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October 10, 2004

さよなら。ルピナスのお庭

「じゃぁ ぱぱ おやすみ。 」
「はい。 頑張ってね。 今日は寝られるといいね。」
夫と握手してマンション三階の自室から、一階にいる母のところへ・・
止むを得ず始まった別居生活も日常となった頃、母は旅立ちました。
新盆を終えて母と暮らした部屋を引き払ってひと月あまり経ちました。
今朝マンションの掲示板に
「〇〇号室改修工事のお知らせ」が・・
母と17年暮らした部屋です。今年の春は庭にルピナスがいっぱい咲きました。
次に入る方、大丈夫!母は優しく見守ってると思います。

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October 07, 2004

介護メモリー、語ります。

平成16年。


1月15日、大吹雪の日。


おばあちゃんは逝きました。


童女のように、愛らしかったおばあちゃん。


思い出しながら、語っていきたいな。


と、思っています。

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